平成16年度講習会(東北)
低温送風空調システムの計画と設計
事務所ビルで消費されるエネルギーのうち、約1/4が空調の搬送用であると言われており、
この節減を目指して熱搬送媒体である水や空気の大温度差化が進んでいます。低温送風空調
システムは冷房時の送風空気を低温度化することで大温度差を実現し、新たな省エネルギー方式
として注目を浴びています。それに伴って室内温湿度条件、冷水温度、ダクトやファンからの熱
取得、空気質等、これまでの空調設計の常識とは異なるポイントでの設計が必要となります。
そこで今回、“低温送風空調システムの計画と設計”を行う上での要点および留意点を負荷計算
熱源と二次側の要素機器とシステム、さらに制御に関して網羅し、建物リニューアルの実施例と
併せて解説します。また、低温送風に伴い室内環境が従来よりも低湿度化しますが、現段階での
室内環境についての知見も紹介します。
主 催 空気調和・衛生工学会東北支部、建築設備技術者協会東北支部
日本建築学会東北支部環境工学部会
共 催 ヒートポンプ・蓄熱センター
日 時 平成16年12月2日(木)13時20分〜17時20分
会 場 セントレ東北ビル8階会議室
(〒980-0021仙台市青葉区中央2-9-10 電話022-217-3032)
なお、駐車場はありませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
定 員 40名
受 講 料 主催・共催団体会員5,000円 非会員7,000円(それぞれテキスト・消費税込)
テキスト 当日会場にて配布します。
(「低温送風空調システムの計画と設計」 空気調和・衛生工学会編)
申込方法 はがき、FAX、E-mailのいずれかで、“低温送風空調システム講習会申込み”と
明記し、氏名、会員・非会員の別、年齢、勤務先、住所および電話番号を記入
のうえ、次の空気調和・衛生工学会東北支部事務局代行機関までお申込みください。
〒980-0821 仙台市青葉区春日町3-8 春日町ファインビル4階
住まいと環境・東北フォーラム内
電話 022-221-9042、FAX 022-221-9243、E-mail:htoenv@rio.odn.ne.jp
なお、受講料は下記あてにお振込み下さい。
領収書は銀行振込受領書にて代えさせていただきます。
振 込 先 七十七銀行芭蕉の辻支店 (普)5015316
社団法人空気調和・衛生工学会東北支部 理事 岡田誠之(おかだせいし)(一般預金)
プログラム
司 会 向井 浩一/樺|中工務店 東北支店
13:20〜13:30 挨拶/ヒートポンプ蓄熱センター 蓄熱技術部長 中曽 康壽
13:30〜14:30 低温送風空調システムの概要および室内環境
射場本 忠彦(東京電機大学工学部建築学科 教授)
14:35〜15:35 低温送風空調システムの設計方法および事例紹介
合田 和泰(椛盗ン備設計 設備設計部エンジニアリング部取締役部長)
15:40〜16:40 低温送風空調システムの要素機器類の特性と考え方
境 弘夫(日立プラント建設葛調プラント事業部技術本部本部長)
16:45〜17:15 質疑応答
17:15〜17:20 閉会挨拶/建築設備技術者協会東北支部長 神村 正征/古川電気工業