2012年度特色ある支部活動採択事業
公開研究会 地縁・浜縁 -集落再興の道しるべ-


  
 2012年度特色ある支部活動採択事業
 公開研究会 地縁・浜縁 ―集落再興の道しるべ―


  
  復興の遅延を指摘する声は多い。その原因は、復興交付金によるハード事業そのものよりも、
 生業と地縁・浜縁、すなわち地域社会システムの再構築が進まないことにあるのだろう。
  本シンポジウムでは、この観点にたち、お二人の賢者をお招きした。環境社会学の立場から、
 契約講をはじめとする自助共助のしくみを明らかにしてきた北海道大学の宮内泰介氏。
 水産政策の立場から、漁業水産業の近代史と今後のあるべきしくみを探ってきた
 政策研究大学院大学の小正之氏。ささやかに、したたかに、土地を、海を愛し、恵みを生かして
 くらし続けること。古来培ってきた、そのしくみの再構築こそが、急務なのではないだろうか。
 ハード整備は、その後でも良いのかもしれない。
  集落再興の道しるべとなる講演をもとに、具体的な事例をめぐって議論を深めたい。

 【開催概要】
  日時:平成25年1月26日(土)14:00-17:30
  場所:東北工業大学一番町ロビー
     (仙台市青葉区一番町1丁目3-1 ニッセイ仙台ビル4階 電話022-723-0538)
  主催:日本建築学会東北支部計画系3部会・日本建築学会復旧復興支援部会
  申込:不要(定員70名)

  講演(ショートレクチャ)14:30-16:00
  1 仮)集落生活のゆくえと新たな共助のしくみ 宮内泰介氏(北海道大学)
  2 仮)漁村生業のゆくえと新たな産業のしくみ 小松正之氏(政策研究大学院大学)

  討論/意見交換会 16:10-17:10

  進行:大沼正寛(東北工業大学)+鈴木孝男(宮城大学)
    パネラー:日本建築学会東北支部会員ほか

  まとめ 17:10-17:20
         




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